基本レメディー42種 : レパートリー

レパートリー一覧へ戻る

[不安]

アコナイト
このレメディーの主な適応症は、とても大きな恐怖です。奇妙で特別な恐怖症に苦しんでいるわけではなく、単にとても怖がっているのです。麻痺していたり落ち着きのない動きをしますが、何をしても気分がよくなりません。何の明らかな理由もないパニックかもしれませんし、例えば飛行機に乗ることのような、何か特別なことに関する激しい不安かもしれません。また、非常に恐ろしい出来事に遭遇して以来、不安にさいなまれているとしたら、このレメディーが最も力を発揮するでしょう。
アージ・ニット
このレメディーは、心配事に対する最も適したレメディーの1つです。何らかのイベントが失敗するのではないかと、くよくよと考え始めます。そして考えれば考えるほど、心配はひどくなります。忘れるために散歩に出ようとすると、運動で体が温まってしまい、その心配は絶望的だと思うほど拡大してしまいます。アージ・ニットはまた、特に明らかな理由もないのに神経が興奮しているような場合にも役立ちます。どちらの場合でも、このレメディーの主な適応症は、ひんぱんにイライラしたり、または意味の無いことをしながら動き回ってしまうような不安です。甘ったるいものや塩辛いものを食べると落ち着くという傾向があるとすれば、このレメディーであることを強く指し示しています。このレメディーを必要な人は通常、体が温かく、たっぷりとした外気を求めます。
アルセニカム
アルセニカムは、とても気難しく、きれい好きで非常にきちんとしている方に適しています。何事も十分に安全で安定しているとは感じられないため、自分が必要としているものを得られるかどうか、または持っているものを失うのではないかと、いつも心配しています。いちばん心配するのはお金のことか健康です。それが漠然とした不安であれ、具体的な心配事を抱えている人であれ、このレメディーでなんらかの安心を得ることができるでしょう。このレメディーを必要とする人は通常、多くの仲間を欲しがる人で、たいてい寒がりです。
カルク・カーブ
カルク・カーブのタイプは、変化に対する警戒や、現状の状態を自分のコントロール下においておきたいという個人的な欲求に根ざすような多くの恐れと心配を抱えています。カルク・カーブの子供はとても頑固な場合があり、気難しいです。このレメディーのタイプは、暗闇、蜘蛛、動物、および怪物を恐れる傾向があります。
ジェルセミウム
このレメディーは、心配事に対する最良のレメディーの一つです(アージ・ニット、アコナイト参照)。顕著な症状としては、震えと、心配事から生じる身体的な弱さです。極端な場合、怖れや不安で身体が麻痺してしまうことさえあります。また広場恐怖症の人や、明らかな理由もないのにいつも恐怖を感じている場合にも役立ちます。いずれの場合でも、このレメディーが合う人は、無力感の伴う不安や心配があり、自分は役立たずで、隅っこに隠れたいと感じているような人です。重篤な場合、恐怖のあまり体を揺すったり震わせたりします。
ライコポディウム
舞台(人前で)での恐怖。最初は恐怖をかかえていても、調子が出るにしたがって恐怖は消えていきます。その点が、恐怖のためにあわててしまい台無しになるアージ・ニットとは異なります。ライコポディウムは内面の弱さをさらけ出すことを常に恐れています。このため、胃炎やその他の消化器系の問題が生じます。自分の臆病さに対して勇敢なる戦いを続けているために、(疲弊して)実際の年齢よりも老けて見えます。
フォスフォラス
このタイプが最も恐れるのは、独りになることです。また、暗闇や雷、幽霊を怖がり、生き生きとした性格とたくましい想像力を持っている子供や大人に適しています。フォスフォラスの人は他者からの承認を必要とします。ささいなことを心配する傾向がありますが、しかし、理性的に対処することによってすぐにおさまります。(アルセニカムの場合は、もっと心配の度合いが強く、簡単には安心しません。)
パシフローラ
主な適応症は、心配による不眠です。パシフローラは心配からくる不安な精神を穏やかにさせることを目的として作られています。このレメディーによって、自然で健やかな眠りにつくことが可能になるのですが、無理やり眠気を誘発するものではないので、静かに心を落ち着けたいときに使うこともできます。

Copyright© 2002-2008 Japan Homeopathy Foundation All Rights Reserved